秋葉原錬金術

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■秋葉原錬金術とは?
同人誌委託の販売店って、要は大規模な転売屋ですよね。
というか、委託自体はどうでもいいし、それをしている人もどうでもいいけど、委託が手数料?みたいなのを取って、即売会よりも高値で売って儲けを出す以上、一般の商品と変わらないでしょ?
なのでして、その買った商品を買った人がどうしようが、基本的に自由なわけで。
根本的に、確実に第三者が儲けをだしている以上、本来の同人誌の販売における自費出版・自費販売・経費などのみを取って、同好の士との友好を深めるといった同人の目的?とはかなりかけ離れている気がするのです。
中古店は言うまでも無いですね。はい。
■注意
 えー、とりあえず虎やKやメッセに委託しているサークルさんは見ないで下さい。
見ると、泣けてきます。
転売屋の人は毎日チェックしてください。
虎やDの人はもっと頑張ってください。
■基礎知識
 まず、欠かせない基礎知識について説明します。ここで分からない単語やお店が出てくるようであれば、秋葉原錬金は絶対にできませんので、初心者はお断りです。
★同人
 現在の同人ものは大きく分けて、同人誌・同人ソフト・同人グッズの大きく3つに分けられます。これだけです。下手に他のものに手を出すと余計な出費を出すだけです。
同人誌
 冊子形状のものです。普通同人っつたらこれのこと言うと思います(推測)。書店で売っているものは委託されている新刊ものか、中古もののどちらかです。秋葉原錬金にはかかせないマテリアルですな。
同人ソフト
 昔はFDが主流でしたが、今はCDが基本。CGとかゲームとか音楽とかパソコンやらなんやらに入れて起動さして遊ぶもの。冊子形状のものに比べたら数は少ないですが、最近めきめき増えてます。
同人グッズ
 まぁ、上2つに当てはまらないものすべて。テレカとかポスターとか下敷きとか。他にも色々。
★同人ショップ
 秋葉原の同人ショップは大きく分けて5つです。D-カルト2号店ができたため、すべて電気街口〜中央通方面にありますので、場所移動も楽チンになりました。そのうち地図も載せますが、まぁこの5店の場所が分からない人はこれから先ついていけないと思いますので、まずはお店の場所探しから始めてください。
でも、最近は池袋のほうがいいですね。
らしんばんの存在と虎の品揃えの良さがキーポイントですね。

K-books主所在地:秋葉原/池袋
 通称"K"。元は中古の本とか適当に扱ってただけだったらしいが、ちょっと前から中古同人や中古グッズを扱うようになった中古オタク物扱いの最大手。最近は同人・商業新刊物も扱い始めました。池袋支店もある。オタク物ならテレカでもポスターでも人形でも何でもかんでも買い取ってくれます。買取査定は可もなく不可もなく、普通。最近は一番安定してるように思える。
池袋と秋葉原で微妙に査定が違うのが笑える。
D-カルト主所在地:秋葉原
 通称"D"。中古同人専門店。・・・だと思ってたら新刊も扱ってるようです。まぁ、新刊物は同人誌より同人ソフトのラインナップに力入れてるようですが。昭和通口側に1店舗、電気街口側に1店舗あり、便利です。大体Kと同じな査定スタンスだが、はやりモノやはやりそうなモノに妙な値段をつけたりします。
虎の穴主所在地:秋葉原/池袋/新宿
 通称"虎"。新刊・中古、同人・商業と冊子類はほとんど何でも扱っています。最近、中央通のメッセの向かい当たりのビルの4〜8Fに店舗がまとまったため、少し便利になりました。
新刊物は滅茶苦茶豊富です。中古の査定がすごくまばらで、面白いです。
中古査定の基本は池袋も秋葉原も違いませんが、微妙なところで個人差が出てるような。
新宿は、人気のある新刊が穴場的に残っているので、錬金するための本を買うのにはある意味一番適しているかも。
まんが王国
 通称"王国"。中古専門同人誌屋。個人的には特定条件のときでないと使えないと思う。査定の内訳を言わないところがいやらしい。
最近は、全然行ってませんが、たぶん変わってません。
というか、同人ショップ全般にいえる
「趣味で店やってるんじゃね―か?」
という疑問性が一番高い店と品揃え。
メッセサンオー
 通称"メッセ"。新刊同人誌とかパソゲーとか扱っています。むしろ、パソゲーの方が主かも。新刊の品揃えは虎に匹敵しますが、そんなに使えない。
らしんばん
 通称"R"。新進気鋭の中古ショップ。池袋のアニメイト跡にできたお店。
商業誌・テレカ・同人誌の3段構え。基本的になんでも買取。査定もかなりいいです。
今、一番お薦め。
最近、査定が多少落ちましたが、まだまだ一番いいと思います。
まんだらけ
 通称"だらけ"。最古参かもしれない中古ショップ。中野、渋谷、新宿などにあり、規模もそれなりにでかい
基本的には一般漫画の中古店だが、グッズ・同人誌・おもちゃ・がちゃぽんなど扱う商品は多種多様。
同人誌に関しては、以前は女性向け中心だったが最近は男性向け高額同人誌や、新刊も扱うようになりそれなりの品揃えを見せている。
ただ、Kや虎に1歩どころか10歩くらい遅れをとっているのはいかんともしがたいと思う。
虎などですぐに売り切れる新刊などが売れ残ってたりするのでたまにチェックするとよいかと。中古は売りは普通。買取は普通。在庫がないと交渉してきたりするのが特徴か。
■錬金法
 とりあえず、随時更新という事で暫定的に錬金法を紹介していきます。
パターン1:新刊→中古(K内処理)
 Kの新刊部と中古部の連携のなさっぷりを利用した錬金法。
 Kで買った新刊をそのまま中古査定してもらうと買値より売値のが高くなるという不思議現象を利用する。
実例
○レ屋500→1500(+1000)
○楽○信500→700(+200)

 実際、最近はK側でも分かってきたようで、日を置くとか工夫しないとダメなようです。
パターン2:新刊→中古(虎,メッセ→D,K)
 虎やメッセで買った新刊をDやKなどの中古買取店へ持ち込む。
 新刊を扱っている店があるのに何故か高値で買い取る中古屋サンを利用します。
実例
T~L L~Y300→800(+500)
気~亭300→1000(+700)

 即日で運がいいと結構な額になります。日を置くと化ける物がたまにあるので侮れません。
パターン3:中古→中古(虎→D,D,K→虎)
 虎の価格のおかしさを利用した錬金法。
 KやDで5000くらいの中古本が15000くらいで売っていることがよくあります。この場合、虎の買取は大体5000〜7000くらいなので、損はしないというわけです。
 逆に、虎で妙に安く売ってるものがDやKで高値買取してくれたりします。
実例
じゃっ○○ず1500→4000(+2500)
Z○5000→7000(+2000)

 ただ、調査と経験が不可欠なので、めんどくさいです。実際。失敗することも多々あるし。
パターン4:新刊→溜め→中古(虎→D,K,R)
 先を見越したちょっと高度?な錬金法。
 虎やメッセ、あるいはKに卸した本は最近は流石にKやD、Rでも高値買取されることは少なくなってきました←当たり前。
 なので、一回家で寝かせておいて、後日(一月くらいが目安)に高値買取になってから売る方法
 即金にはならないので、どうかとも思いますが
実例
HEAR○○○RK700→1500(+800)
 まー、あんまりお薦めしません。損しても知りません。